あれから9年・・・・
今日は、終日予定が入っていたので
午前中、手を合わせ黙祷しました。


目をとじると、震災後に訪れた気仙沼の風景が目に浮かびます。
その時、撮影した写真は、全て失ってしまったのですが
目を閉じるといつもあの景色が脳裏に浮かぶのです。

今、振り返っても、よく一人で出かけたと思います。
行く先々でお話を聞くことしかできませんでしたが
その後、ご縁から気仙沼大島椿油を復興支援として取り扱うことになりました。
NPO法人の解散と共に、寄付というカタチでの支援は終わったのですが
その振込み日が、毎年、3月11日でした。
NPO法人は解散しましたが、Office Tinaでは
今も、復興支援の一環として気仙沼大島椿油の購入を続けています。

椿の花は、今どのくらい咲いているのでしょうか・・・

わが家には、TVがありません。

あの日、電車も通らない震災後の町を
実際に自分の足で歩いて
自分の目で見て
自分の耳で聞いたこと
それは、わたしのその後の生き方を変えました。

情報をどうキャッチするか
真実をどう見極めるか

「生きる」
残された者が、「今」どう生きるのか
毎年この日に改めて向き合うことで見えてくるものがあります。




2020.03.11
ティナ