父の大好きなコーヒーを
いつものカフェで入れてもらい
「いってらっしゃい」の声を背に
お墓参りに向かいました。
今日は、とても暖かかったので
いつも以上に丁寧にお墓をお掃除して
手を合わせてきました。
帰りの路地で
アスファルトに咲く
小さなタンポポを見つけました。
諦めずに病気と闘い続けた
父の最期を想いだして
少し悲しくなりましたが
タンポポの花の黄色を見ていると
父に勇気づけられているように感じました。
親を失った想いは
何年たっても癒えることはないけれど
お墓参りは、私にとって
生かされていることに感謝をする日です。
電車を降りて、カフェの前を通ると
「おかえりなさい」とマスターの声
この町での暮らしも、随分と長くなりました。
帰るところがあるって
しあわせなこと。
真山ヒロ(ティナ)
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