Office Tina ~ Le Vent ~

真実を知る勇気とは、現実をしっかり見つめるということ。 それが自分を信じる力になっていきます。 身近にある愛すべき美しいモノたちと共に、鎌倉に吹く風を感じながら日々のことを綴っています。 L'amour est comme le vent, nous ne savons pas d'ou il vient.

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昨朝、お寺の門をくぐり
手を合わせて、ふと横を見た時に
「隠匿陽報」という言葉が目にはいりました。

そういえば、
あっという間に3月も半ば。
今月の聖語をUPしていなかったことに気づきました。

オンラインへの移行があったり、山のような荷物の整理があったりで
連日、走り回っていたわたしには
改めてわが身を振り返る言葉の一つになりました。


「受けた恩は岩に刻みなさい。貸した恩は水に流しなさい。」


この言葉は、信心深かった祖母がいつも言っていた言葉であり、
しっかりとわが母にも受け継がれた言葉でした。

「誰かに何かをしてあげたからと言って天狗になってはいけません。
反対に、何かをしてもらったことを当たり前と思ってもいけません。」


子供の頃から、こう言われて育った私には、当たり前の言葉でした。





下記は、日蓮宗ポータルサイトからの抜粋です。

ー陰徳陽報ー

「受けた恩は岩に刻め。貸した恩は水に流せ」と古人の言葉にあります。これは私たちの思いがこの反対になりがちだからこその戒めなのでしょうか。
見返りを考えず行った親切でもお礼を言われなかったり、通じていなかった時に不満を覚えることはないでしょうか。
そんな時ちょっと振り返って下さい。あなただって誰かの親切に気付いていないことがあるかも知れませんよ。思い当たったらこの言葉を口ずさんで下さい。
「誰かがあなたの力になっている。あなたも誰かの力になっている。誰かが誰かの力になっている」

https://www.nichiren.or.jp/words/




ティナ

本を読み出したら止まらなくて
その世界に入り込むことがある

だから、著者の生い立ちとか経歴とか、
先入観を増長させるものには、あまり興味がない


その当たりは
その本の中にある「ことば」から繋いでゆく

それは、こころを育てることにも似ている


読み方は 人それぞれ
どれが正しいというものは何一つないけれど


私は純粋に
その本そのものと対峙するのが好き

だから
生きている本に出合うと
とても嬉しくなる


読み終えたあと
その本が愛おしくなるのは
そういうことなのかもしれない


私の本棚には
私のこころの内側の住人になった本が並んでいる


Office Tina
真山ヒロ

鎌倉に暮らす 鎌倉で紡ぐ 鎌倉の風にのって

手に取ってみると その優しさに触れる
本当の優しさとは 厳しく・・・
しかし、その奥はあたたかさに満ちている

◆過去のご感想は、こちらから⇒


著書「風のことば」~その向こうへ 









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