【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第717回
真実を知るというのは、非常に恐ろしいことです。
知らない方が良かったと後悔することもあるでしょう。
しかし、生きている以上は真実を知るべきです。
勇気を出してください。
瀬戸内寂聴
真山ヒロ(ティナ)
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真実を知る勇気とは、現実をしっかり見つめるということ。 それが自分を信じる力になっていきます。 身近にある愛すべき美しいモノたちと共に、鎌倉に吹く風を感じながら日々のことを綴っています。 L'amour est comme le vent, nous ne savons pas d'ou il vient.
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第717回
真実を知るというのは、非常に恐ろしいことです。
知らない方が良かったと後悔することもあるでしょう。
しかし、生きている以上は真実を知るべきです。
勇気を出してください。
瀬戸内寂聴
真山ヒロ(ティナ)
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☆一を以て知る世界☆
狭い視野に留まり広く世間を知ろうとしないのを「井の中の蛙大海を知らず」と言います。しかしこれにはこう続ける人もいます。「されど空の蒼さを知る」。たとえ世界が狭くとも一つの事柄を突き詰めていくことでその世界の深さや広がりを知ることができるというのです。
現代は情報が氾濫しています。それをキャッチすることも大切ですが、追いかけることに気を取られ本質を見極める目が曇ってはいないでしょうか。
「一」を侮ってはいけません。
日蓮聖人ご遺文
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毎月、月初めにご近所の日蓮宗の今月の聖語を読みます。
手を合わせて聖語を読ませていただくと
何とも清々しい気持ちになってきます。
今月の「一をもって萬を察せよ」の解説を読んでいるうちに
追及しているうちに、いつのまにか目的と手段が入れ替わってしまっていないかと
いつもお伝えしていることを思い出しました。
一生懸命になるあまり、本来の目的を見失ってしまうことは多いものです。
だからこそ、常にゼロ地点に立ち返ることの大切さをお話ししています。
>一つの事柄を突き詰めていくことでその世界の深さや広がりを知ることができるというのです。
ここもまた、先日お目にかかった著名な方とお話しした内容とリンクしていて
思わずその時のことを思い出しました。
ひとつのことを突き詰めていくという話題になったときに
「ひとつのことを深く突きつけた方は、広く多くのことに目を向けることができ
どんなものでも深く見つめることが出来ている」とその方がおっしゃったからです。
つまり一芸に秀でている方は
それをやるやらないに関わらず
多芸にも秀でているということです。
それは、深く追求したことをこころの奥深くが
感じ取っているからなのかもしれません。
情報が氾濫している現代だからこそ
改めて追及の際に見極めたその真眼を生かせるときが来ていると
言えるような気もします。
真山ヒロ(ティナ)
だから、名言とは、勇気をもらうために
こころにまず刻むことが必要なのではないかと思います。
真山ヒロ(ティナ)
昔ある村に「三年峠」と呼ばれ恐れられた峠がありました。そこで転んだら3年しか生きられないと言うので、みんな注意して歩ききました。ところが、ある男が転んでしまったのです。「俺はもう3年しか生きられない」と嘆き悲しみました。そこへ別の男が現れ「もう一度峠へ行って今度は10遍でも20遍でも転べばいい」と言いました。「逆に考えれば1遍転べば、3年は確実に生きられるということ。それなら、転ぶほどその分長生きできるぞ。」
物事は受け取り方次第です。ピンチの裏には、同じ量のチャンスが用意されているものです。
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つまり逆転の発想ですね♪
真山ヒロ(ティナ)