Office Tina ~ Le Vent ~

真実を知る勇気とは、現実をしっかり見つめるということ。 それが自分を信じる力になっていきます。 身近にある愛すべき美しいモノたちと共に、鎌倉に吹く風を感じながら日々のことを綴っています。 L'amour est comme le vent, nous ne savons pas d'ou il vient.

カテゴリ:◆日々のこと > BOOK


最近は、仕事の合間にも
のんびり体を休める時間をとっている。

特にハードだった日は
時間を見つけて、氏神様の森へ行ったり、海辺を歩く。

それから
窓辺の籐椅子に座って、読書をし
時折、青い空や白い雲を眺めるのが好きだったりする。

同時に3冊ほど並行して読むことが多いのですが
今読んでいるのは、お気に入りのシュタイナー関連本!
「才能と障がい」ミヒャエル・グラックラー著
何度も読み返す価値のある本です。

出版社に問い合わせたところ
今のところ再販予定なしとのことですが
小児科医の視点で語る切り口が、鋭くこころに残る名著です。


ティナ





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photo by tina

知人から勧められ、第44回川端康成文学賞受賞作品「こことよそ」(保坂和志著)を読み終えた。


保坂氏に対して、何の知識もなく読んだからかもしれない。
なかなか、この人のその文体に最初は慣れなかった。
ところが言葉の言い回しに慣れてくると
面白くて、どんどん読み進んだ。
こんな本は、初めてのことで、見事にはまってしまった。

作家たちからは是非のある哲学的な部分が
逆に、仕事とも重なって、私には読みやすかったのかもしれない。

並行して、仕事関連の気になる本を3冊ほど読んでいたので
読書の合間に、ドイツのオーガニックハーブティーレーベンスバウム
チョコレートチャイティーを飲む。


ここのハーブティーは本当にどれも美味しくて
何ともこころが緩むのです。

ティナ











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photo by tina

わたしに「利他のこころ」を教えてくださった方のことを想いながら
ホットチョコレートを飲んだ日

「利己、己を利するために、利益を追求することから離れて、利他、他人をよくしてあげようという優しい思いやりをベースに経営していきますと、会社は本当によくなります。「そんな博愛主義みたいな甘っちょろいことで経営ができるか」とおっしゃるかもしれませんが、経営の極意というのは間違いなく利他にあるのです。

従業員が喜ぶようなことをしてあげれば、従業員はさらにハッスルして頑張ってくれます。だから会社はよくなります。お客さんに喜ぶようなことをしてあげれば、お客さんは会社を応援してくださいます。だから会社はよくなるのです。

もちろん、経営上の計算というものは必要です。その計算を間違って、たとえば仕入れ値よりも安く売ってお客さんを喜ばせるというのでは、いくら利他でも経営が成り立っていきません。ですから、適正な利益を頂戴して経営を行うことがベースなのですが、その上で、いかに利益を追求するかと考えるだけではなく、利他の方向へ考えを持っていくことが非常に大事だと私は感じています。」

 出典:「成功の要諦」より

成功の要諦
稲盛和夫
致知出版社
2014-11-25





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自分を知ることは、次に進む道に繋がります。
たとえそれがはっきりとしたものではないとしても・・・

出国前に注文していた本がやっと届きました。

白黒つけることだけが人生ではありません。
しかしこれからという時に
そこから逃げてしまう人は「グレーゾーン」であることすら
知りたくない人なのかもしれません。

そして、そのことを責めることはもちろん誰もできません。
人はみな、自分が決めた道を歩いて行きます。
どこを目指すのも自由なのですから。


ティナ



発達障害グレーゾーン [ 姫野 桂 ]
発達障害グレーゾーン [ 姫野 桂 ]


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表紙に惹かれて購入。
まるで大好きなパリを歩いているように読める本♡ 
そして、なかなか深い人生観を表す言葉がちらほら出てくるのです。


ティナ



「難民問題、テロ事件、差別の歴史……。 世界は混沌としていて、人生はほろ苦い。 だけどパリのおじさんは、今日も空を見上げる。 軽くて、深くて、愛おしい、おじさんインタビュー&スケッチ集」


パリのすてきなおじさん
金井 真紀
柏書房
2017-10-24

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