Office Tina ~ Le Vent ~

真実を知る勇気とは、現実をしっかり見つめるということ。 それが自分を信じる力になっていきます。 身近にある愛すべき美しいモノたちと共に、鎌倉に吹く風を感じながら日々のことを綴っています。 L'amour est comme le vent, nous ne savons pas d'ou il vient.

June 2019

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雨に濡れた紫陽花は、やはりとびきり美しいと私は想う。

出版から10日が過ぎて、ある意味、ホッとしている。

出版社のGブックスのことを色々という人はいる。
仕事がら大手の出版社とは、多少なりともつながりはあった。

それでも、ここから出版したのには、大きな理由がある。
私がいちばんに重きを置いたのは、担当者だった。
Mさんの人となりだった。

基本、「本を書きませんか?」というご案内は
山のようにいただく。
それでも、会ってみようと、こころを動かされる人は
残念ながら、あまりいない。

彼女の何気ない気遣いや、言葉から
この人と組んで本を出してみたいと思ったのだ。

「こころに関する本を・・・」

いくつかの言葉のやりとりがあって
わたしは、彼女の感性が気に入った。
彼女となら、新しいカタチで何かを生み出せそうな気がしたのだ。


彼女は、一流の出版社でもなかなか出会えないような
魅力的な人だった。
以前、仕事でG舎の担当者と打ち合わせしたことがある。
トップが変わってしまったその会社は、
名前だけになってしまったようで少し残念だった。
今は、どの会社も生き残るのに必死なのだ。

そんないきさつもあっての、Mさんとの出会いだった。

彼女となら、カタチにできると直感したわたしの勘は
嬉しいことにいい意味で見事に的中した。

しかし、原稿が出来上がった1年前に
彼女は、産休に入ってしまった。

「原稿を見届けることができてホッとしています。
出版されましたら、必ず購入させていただきます。」
まっすぐな気持ちが伝わってきた。

その後の校正の過程では、色々あって発売も遅れ、
やはり大手から出した方がよかったかと思った瞬間がなかったわけではない。

しかし、すべては、ベストタイミングでやってくる。

結果的に、12年に一度の最高の日に、発売が開始されたのだから
それはそれで、ありがたいことだと思っている。

有名作家になりたい気持ちは微塵もない。
だから、この本を、どこから出版するかということよりも
ひとのこころを一番大切にしたかった。

私は、その最初の入り口に立つ担当者を最優先に考えた。

Mさんがもし、K社やG舎・S社にいたとしたら、そこで出版したのだと思う。
しかし、出会いはGブックスだった。

ただそれだけのこと。

「本は、必要とする人のところへ、自ら歩み寄っていく。」

ただ、それでも人の目に触れるためには、媒体が必要だ。
大手の出版社の宣伝力は大きい。

しかし、わたしは人の持つ力を信じた。
昨日、インスタに出版の投稿をしたのは
そんな気持ちからだった。
https://www.instagram.com/p/BzRVfIpADow/


どちらかと言えば、自分の宣伝はあまりしたくない。
目立たない場所でひっそりとしていたい。
正直、そんな内側も持っている。

だから、ほぼ知人や友人がいないインスタのフォロワーに向けて
出版の告知をしたことは、私にとっては、ものすごく勇気のいることだった。


「本は、必要とする人のところへ、自ら歩み寄っていく。」
その本自体が、選んだその人の手を通して・・・・



2019.06.30
真山 ヒロ(tina)


【書籍出版のお知らせ】
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季節の風を感じながら鎌倉に暮らす
四人の女性たちの物語









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鎌倉の路地裏に咲く美しい百合を見ると、「卒業」という言葉を思い出します。

「卒業」

辞書には下記のように書かれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・

1 学校の全課程を学び終えること。

2 ある段階や時期を通り過ぎること。「ボウリング通いはもう―した」等

・・・・・・・・・・・・・・・・・


1 についていえば、終了書などが発行されるため、その過程を終えたことが明確になります。
しかし、2 については、どうでしょうか。
つまり、自分でその段階や時期を終えたと言っただけのことであって
終了書をいただけるレベルまで行ったわけではない。
ただの一過性のものを終えたという意味での卒業です。


例えば、私の仕事には、終わりがありません。
今もこれからも。
卒業があるとすれば、人生の最期かもしれません。


父は、大輪のカサブランカが大好きな人でした。
葬儀の際、祭壇は真っ白なカサブランカの花のみが飾られました。
今も白い百合を見ると人生の卒業を感じるのは
そういう理由なのかもしれません。


白い百合・・・そこに余計な色はひとつもありません。

まるで「その道をまっすぐに進みなさい。」
そう父に言われているようで、背筋が伸びるのです。


ティナ

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季節の風を感じながら鎌倉に暮らす
四人の女性たちの物語




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所用で先週末は、千代田区へ。

結果的に、赤坂見附から東京駅まで歩きました。
歩きながら通り過ぎた
国会議事堂は、横から見るとこんな感じに
ちょっといつもとは違って優しい感じに見えて
とても、印象に残りました。
もしかしたら、人の横顔も正面よりも強く印象に残るものなのかもしれません。


ティナ


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紫陽花をイメージした期間限定の玉手箱のお弁当♡
行きつけのcafeのモーニングメニューです。

こんなメニューがあるのも鎌倉ならではかもしれません。

あじさいの色ごとの花言葉は、「青=辛抱強い愛情」「ピンク=元気な女性」「白=寛容」。 
プレゼントには、ピンクのあじさいが好んで贈られているそうです。

ちなみに、わが家の紫陽花は、青と白です。
不必要に我慢強い私らしいかも・・・(笑)

ティナ

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人の地に倒れて還て地に依りて起つが如し

『大田入道殿御返事』
建治元年(1275) 聖寿54歳

ー失敗は成功の母ー

道でつまずいて転んだ時。「痛い!」。思わずでこぼこを恨みます。でも立ち上がる時、その道に手をついて立ち上がっていませんか。そして「もっと気を付けて歩こう」そう自分に言い聞かせていませんか。
道に傷つけられ、道に教えられているのが私たちではないでしょうか。
生き方においても同様です。「1回の成功は99回の失敗の産物」というような言葉があります。誰しも失敗を避けたいのは当たり前。しかし、失敗から多くを学び、人は成長していくものなのです。
日蓮聖人ご遺文

https://www.nichiren.or.jp/words/(サイトよりお借りしました)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Officeの近くには、日蓮宗のお寺が多くあります。
仕事の前に立ち寄って、手を合わせるのですが
本堂の横に「今月の聖語」と書かれた文字が掲げられています。
以前は、写真を撮ってblogにUPしていたのですが
今回は、日蓮宗のサイトからお借りしました。

おかげでじっくり読むことが出来ました。
>道でつまずいて転んだ時。「痛い!」。思わずでこぼこを恨みます。

子供の頃、よく転んでけがをすると、でこぼこ道を恨む前に母から
注意をうけたものです。
「あなたが気を付けないから転んだのよ。」
改めて、その道を恨まずに育ったのは、母のおかげと感謝しました。

ティナ

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「痛みを認めること。傷はおのずとふさがる。

だが、痛みを認めなければ、傷に菌が入り膿を吐くようになる。」
アレハンドロ・ホドロフスキー  


久しぶりにTwitterにて目にとまった言葉。
グサッと深い。


ジンジャエールと一緒に、こころに深くなぜか沁み込む。



ティナ


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四人の女性たちの物語

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数年前から構想を練り、昨年6月に原稿を書き上げました本が
やっと出版の運びとなりました。

先ほど、出版社から初版確認の連絡が参りまして
本日、皆様にお知らせ出来ることになりました。

amazonのみの限定販売となります。

「風のことば」~その向こうへ~は
鎌倉の四季の写真を織り込みながら、4人の女性が成長していく姿を描いた
写真と詩も楽しめる物語になっています。
本の装丁デザイン及び写真もすべてわたくしが手がけております。

ぜひ、お手に取ってお読みいただけましたら、著者として大変嬉しく思います。


また、出版に当たりましては、関係者の方々に大変お世話になりました。
ここに深くお礼申し上げます。


射手座の満月に
感謝をこめて




2019年6月17日 
真山ヒロ(ティナ)

出版までの道①
http://officetina.livedoor.blog/archives/18505665.html



*下記リンク先、または、PC版サイドバーよりお買い求めいただけます。

Amazon限定販売

季節の風を感じながら鎌倉に暮らす
四人の女性たちの物語







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6月17日17:31 射手座で満月

今回の満月は、昨年11月8日から一年間続く幸運の木星期間に起こる
12年に一度の最大パワーの射手座の満月です。
まさに、ジュピタームーン!

令和に入っての初めての満月がウエサクの満月。
そして今回は、幸運期最大のエネルギーを持った射手座の満月。
令和は、スタートからパワフルですね。


ちなみにアメリカでは6月がイチゴの収穫期にあたることから
6月の満月をストロベリームーンと呼ぶのだとか・・・


さて、この射手座満月の最大のポイントは「自分自身」
射手座は、矢を射るがごとく、理想に向かってスピーディーに変化を促す星座です。

しかし、自分自身の表も裏も深く知ることでこそ
その人の持つパワーも最大限に発揮されるというもの。

射手座の満月は、自分自身を深く見つめるのにもピッタリの日です。



☆いて座のキーワード
・哲学的・自分自身・真実の追及・向上心・心の安定・直感・自発性・海外



☆いて座を象徴するエッセンシャルオイル
・ブラックペッパー・ジンジャー・パインン

☆いて座を助けてくれるハーブ
・ジャスミン・レモンバーム・シナモン・ジンジャー


☆いて座が表す体の部位
・大腿部


射手座の支配星である木星には、哲学、宗教、高等教育と言った知的レベルなキーワードが並びます。
もうひとつ、拡大というテーマも持つ木星ですが、逆に広がり過ぎる危険性も伴います。
陰と陽・表と裏が示すように何事もバランスが大切ということでしょうか・・・
わたしは、今日、諸々報告を兼ねて父のお墓まいりに行ってきました。
これで、射手座の満月を迎える準備もOKです。

みなさまも、どうぞステキな満月をお過ごしください。


ティナ




最近は、仕事の合間にも
のんびり体を休める時間をとっている。

特にハードだった日は
時間を見つけて、氏神様の森へ行ったり、海辺を歩く。

それから
窓辺の籐椅子に座って、読書をし
時折、青い空や白い雲を眺めるのが好きだったりする。

同時に3冊ほど並行して読むことが多いのですが
今読んでいるのは、お気に入りのシュタイナー関連本!
「才能と障がい」ミヒャエル・グラックラー著
何度も読み返す価値のある本です。

出版社に問い合わせたところ
今のところ再販予定なしとのことですが
小児科医の視点で語る切り口が、鋭くこころに残る名著です。


ティナ




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photo by tina

観光客で激混みの長谷を抜け出した
ある休日の午後。

ここは、わたしの隠れ家café。

しばらく甘いものは
いただいていなかったのですが
この日は特別!

選んだのは
色鮮やかなラズベリーケーキ。

カラフルなケーキの中で
真っ先に目に飛び込んできたのは
鮮やかな赤でした。

搾りたてのレモンがたっぷり入った
レモンスカッシュと一緒にいただきました。



すっきり爽やかな
休日の午後です。



ティナ


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