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9月に入り、夏の疲れが出やすい時期。
以前、漢方セミナーを開催した際のメモをこちらに記します。

【からだの四季】

「春苦み・夏は酢の物・秋辛味・冬は油と合点して食え」石塚左玄の言葉


春「苦み」➡冬の間にたまった脂肪分の排出(フキノトウや菜の花)
夏「酢の物」➡さっぱりとした酢の物(肝臓の陽性が強くなるため陰性の酢のもので調和する)
秋「辛味」➡夏に消耗した体力を補い食欲増進するため、香辛料や薬味を使用。(大根おろし)
冬「油」➡体を動かさなくなり陰性になりやすい体のために脂肪(陽性)を摂取して抵抗力をつける


そして、今日の画像は、昨日ガーデンのチーフが持ってきてくれた「エンダイブ」というお野菜です!
ちょっと、レタスにも似ています。
わたしは、朝、サラダとしていただきました。


「エンダイブ」は東地中海沿岸原産の独特の苦みのある葉野菜です。

春先に買い求めた苗を、何株かガーデンに預けていたのですが
無事に育ったようでやっと口にすることができました。


わたしは、柚子ポンと辛子マヨネーズの二種類で美味しくいただきました。
「秋は辛味」といって、ちょっと辛子を使うとよいそうです!!


フランス語でシコレとも呼ばれる「エンダイブ」は
チコリと混同されがちですが
全く別のお野菜です。

カリウムやカルシウムを豊富に含んでいて
濃い緑の部分にはβ―カロテンがたくさん!!
カリウムはナトリウムを排泄する役割があり、高血圧に効果があります。

また、β―カロテンは、抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、
その他にも、体内でビタミンAに変換され、髪の健康、視力維持、粘膜や皮膚、肺や喉等
呼吸器系を守る働きがあると言われています。

ガーデン担当のチーフに、これらの効能を伝え
これはぜひ通年育ててみてほしいとお願いしました。

その上、採れたてのお野菜には、実際の効果効能以上のものがあるように思います。



四季の動きに応じて食べ物を意識して取り入れることを忘れないようにしたいですね♪




Office Tina
真山ヒロ(ティナ)


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