お庭を掃く箒の音を聞きながら、少し遅めの朝です。
こころの中で管理人さんに「ありがとうございます」と呟く。


北鎌倉のおうちは、掃いても掃いても
目の前にある森の落ち葉が道路を埋め尽くしていたから。
仕事を続けるには、一戸建ては無理だなと感じ続けていたあの頃。

そんなことを想いだしながら
あさいちばんの白湯を飲む。


それから、なんだかわけもなく
お日様を浴びながら
『わたしって、まだまだだな』って思ったのです。


それはたぶん、昨日
最上級の珈琲の話をAさんとしたからだと思う。


珈琲は嗜好品だから
上も下もないけれど
スペシャルティコーヒーには、癖がない。

そして、話は「ひと」に移動。

人格者と言われる人には、棘のようなものが感じられない。
つまり、一癖も二癖もある人ではなく
なんとも穏やかな雰囲気が漂う。それでいて存在感がある。
しかも、それが個性として感じられたらもう最上級ではないか。
というところで話が終わった。



これから先
まだ自分自身が気づかない棘を一本一本取り除いていくのも
楽しみかもしれないと
サバの骨を一本一本抜いている筒井さんのYouTubeをみながら
さらに思う。
ちなみに筒井チャンネルは、私のお気に入りのひとつ。


落ち葉を掃く音と
スペシャルティコーヒーの話と
サバの骨とり作業と
おそらく、そんなことから
『まだまだなわたし』をより感じたのかもしれない。


うん。『まだまだなわたし』には、まだほんの少しだけ楽しみが残っているかもしれない!

だから、今年は、より穏やかにより楽しく生きようと思う。


さて、自分にも、昨日の余白アプリをダウンロードしてみようかな。(笑)





真山ヒロ(ティナ)

❦こころのコーディネーター
・life designer
・Life consultant
・color coordinator&therapist
・aroma therapist


風のことば―その向こうへ―
風のことば―その向こうへ―
真山ヒロ
ギャラクシーブックス
2019-06-17