長年、お客様のご相談を受けている中で、障害が見つかることがあります。

その場合は、その方にあった病院をご紹介し
その上で、どうするかを決めて行きます。

障害があっても、ご自分がそれを認めることで
進む道に希望を持つことが出来るからです。

しかし、残念ながら
障害に関する理解が、日本は30年遅れていると言われています。


以前、ベルギー王室の王妃が、以前、第二王子の障害について公言したことがあります。

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ベルギー社会ではどうだろう。日常生活の中で、あるいは友達や親戚、テレビに出てくる人々の中に、ディスレクシアを持つ人は珍しくない。現ベルギー国王夫妻は、第二王子エマニュエルがディスレクシアを持つことを公言していて、王子は専門の指導を受けている。王家ですら公にする社会。家族や友達に隠す人は少ない。

ベルギーでは、診断を受けていれば、試験時間は自動的に30%延長、ハンディを少なくする法的措置も遵守されています。
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自分に障害があるとすれば、まずそのことを知ることが最初のスタートなのですが
日本では、これを拒む人も少なくないと言われています。
ベルギー国王夫妻は、王子の障害を公にし、専門の指導を受けさせています。

その子の個性を伸ばす指導を率先して選んでいる姿に感動します。



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>ベルギーでは、診断を受けていれば、試験時間は自動的に30%延長、ハンディを少なくする法的措置も遵守されています。
(中略)
「労働人口の10%以上もいるスペシャル・ブレインズたちを前向きに生かさねば、経営上の損失だ。」その中心人物は、弁護士でスペシャル・ブレインズ雇用についての専門家ハンス・ヴァン・デ・ヴェルド氏。同僚や妻と比べて読むスピードが著しく遅く、アイデアがどんどん浮かんで収拾がつかない時があるとかねてから感じていた彼は、50代になって初めて、自分が注意欠損障害(ADD)とディスレクシアを持っていると知ったのだという。そこで、キャリアを大きく転換。今では、経営者、職場、そしてスペシャル・ブレインズを持つ当事者たちに対して、「違い」を知り、「欠点」ではなく「個性」「特性」ととらえて共生していくための具体的なコーチングを行っている。
*参考記事リンク先⇒
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まずは、その「個性」や特性を知ること。
そして、障害ではなく、「個性」として
共に生きていく方法を見つけて行く。

終りのない課題ですが
具体的に、その「個性」や特性を本人が認めていくことこそが
逆に「個性」を生かすことに繋がると、私は感じています。


拙著「風のことば~その向こうへ~」第二章では
発達障害の女性のお話しも出てきます。




Office Tina

真山ヒロ(ティナ)

❦こころのコーディネーター
・life designer
・color coordinator&therapist
・aroma therapist
【著書】