Office Tina ~ Le Vent ~

真実を知る勇気とは、現実をしっかり見つめるということ。 それが自分を信じる力になっていきます。 身近にある愛すべき美しいモノたちと共に、鎌倉に吹く風を感じながら日々のことを綴っています。 L'amour est comme le vent, nous ne savons pas d'ou il vient.

タグ:大切なものは目に見えない


お久しぶりです。

みなさまお元気ですか?

私は、改めて原点に返り
淡々と「種を蒔く日」を過ごしています。
これまでもしてきたことを
別の角度から継続しています。

2008年にYahoo!ブログ「こころのコーディネーター」に掲載した
記事を改めて読んでいます。

みなさまも、お読みいただけましたら幸いです。

***********************



「種と花」


むかーし昔、人々は持って生まれた能力を特に活かせることもなく
まるで生活をするために生きているかのようでありました。

一日の時間のほとんどを労働に使っていた
もったいない時代がありました。

その頃、人々の多くは、自分の中心から少し
あるいは完全にズレたところで生きておりました。

元気の源である自分の中心と繋がって生きてないため
精神的に不安定になったり
イライラしてすぐに腹を立てる人々がたくさんおりました。

そういった人々の思いや行動の源にあったのは
「恐れ」でした。

「恐れ」が想いの中心にあるので
人々は競争原理や奪い合いの精神に突き動かされておりました。

心の病にかかる者がどんどん増え
家庭の中での暴力や、学校や職場でのイジメ
環境破壊に戦争と
世界は破壊のエネルギーに満ち満ちておりました。

そんな時代がどんどん進行していく中で
この世界をあきらめるのでもなく
嘆くのでもなく
はたまた批判するのでもなく
本来の人の持つ力を信じて
ただ、黙々と種を蒔く人々がおりました。

種を蒔く人々は
「問題の原因は、人が自分自身の中心とつながって生きてないためだ」
ということに気づいておりました。

ですから、人々が自身の中心に戻れるような機会を作っていこうと
それぞれ、好きなことや得意なことで、種を蒔いてゆきました。

ところで、種はどうのようにしてできるのでしょうか?
種を作るには、花を咲かせればいいのです。
一人ひとりが自分の花をさかせれば、そこに種は生まれます。

土の中には長い間、眠ったままの種が何千何万とあるそうです。

それらの種は、何かの拍子に土が耕されたり
揺り動かされたりすると、その刺激で目を覚ますそうです。

人の中にもたくさんの種が眠っています。

そして、何かの拍子に心がほぐれたり
感動して心が動かされたりした時に
心の種は「ぴこっ」と目を覚ますのです。

種が目を覚ましても、目が出て花が咲くまでは
しっかり世話をしてあげなくてはいけません。

芽がまだ小さい時には
外からの強い雨風から守ってあげ
伸びはじめたら今度はせっせと水をやり、陽に当ててあげるのです。

それは、自分自身の仕事です。

人が花を咲かせれば、その花を見た誰かの心が動き、
眠っている種が目を覚まします。

一つの花からは、たくさんの種が生まれます。
そして、人は種をまくことができるのです。

黙々と種を蒔く人々の行為が、ある一定値を越えた時、
世界中に一斉に花が咲きはじめました。

それらの花々を愛でることによって
さらに人々の中に眠っていた種も次々と目を覚ましていきました。

こうして世に咲く花はどんどん増えていき
世界はあっという間に、色とりどりの花でいっぱいになりました。

きれいな花を見て「きれい・・・」と愛でる時
人は自分自身の中心とつながっています。
「愛でる」
とは、すなわち愛の状態にいるということです。

こうして世界は今のように、愛のエネルギーで満ち満ちるようになったのでした。

おしまい。


***********************
     

 



❦こころのコーディネーター
Office Tina
真山ヒロ(ティナ)

・life designer
・color 
coordinator&therapist
・aroma therapist
writer


FullSizeRender

鷹は餓えても穂を摘まず(たかはうえてもほをつまず)

鷹はどんなに飢えても穀物は食べない。
高潔な人は、どんなに困っても、道理に合わない金品は受けないことのたとえ。

職域接種が始まり、接種する側の医療従事者たちには
たくさんのお金が動き出していると言います。
その一方で小さな飲食店は、閉店を余儀なくされています。


今一度、この言葉の意味を胸に刻もうと思う朝です。



写真は、昨日のモーニング。
パリの朝食を思い出しながら、若い友人のカフェにて。

彼がひと言。
「コロナ禍が続き、美味しいお店がどんどん閉店しています。
僕も今は、なんとかやっていけていますが・・・。」

>高潔な人は、どんなに困っても、道理に合わない金品は受けない

お金よりも大切なことを知り
それを実践し続ける若い人たちがここにもいる。




❦こころのコーディネーター
Office Tina
真山ヒロ(ティナ)


・life designer
・color 
coordinator&therapist
・aroma therapist
writer


IMG_5441


風のことば~その向こうへ~をお読みくださった皆様が
さらにたくさんの方に読んでいただきたいとの願いを込めて
全国の図書館へ想いを届けてくださっています。


こんな時代だからこそ、本当に大切なものは何なのか
ぜひご一読いただけましたら幸いです。


尚、販売は、現在、Amazonのみとなっております。
お近くの方は、鎌倉市長谷「idobata coffee」にてお取り扱いがございます。

どうぞよろしくお願い致します。




拙著「風のことば~その向こうへ~」は、現在下記の図書館でお手にとっていただけます。

*尚、図書館寄贈本は、地域によってamazonでの販売本とは仕様が異なる場合がございます。

*各図書館の審査により蔵書本となっております。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆蔵書になっている図書館☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【2020.07.25現在】
*下記4館の図書館の蔵書になりました。

・北海道 「帯広市図書館」

・茨城県 「つくばみらい市立図書館」

・広島県 「広島市立中央図書館」

・高知県 「オーテピア高知図書館」


☆スタッフBlogも更新中➡

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


【2020.04.03現在】*下記5館の図書館の蔵書になりました。

・ 山形県   「市立米沢図書館」

・ 愛知県  「安城市図書情報館」

・ 香川県   「香川県立図書館」

・ 沖縄県   「沖縄県立図書館」

・ 沖縄県   「那覇市立石嶺図書館」


☆スタッフBlogも更新中➡

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【2019.12.08現在】

・青森県 「五所川原市立図書館 」

・山形県 「山形県立図書館 」

・山梨県 「上野原市立図書館 」

・長野県 「富士見町立図書館 」

・石川県 「石川県立図書館 」

・岐阜県 「各務原市立中央図書館 」

・福島県 「会津若松市立会津図書館」


・群馬県 「前橋市立宮城分館 」

・千葉県 「市原市立中央図書館 」

・神奈川県「鎌倉中央図書館 」

・福岡県 「北九州市立中央図書館 」「糸島市図書館 」

・宮崎県 「新富町図書館 」

・鹿児島県「鹿児島県立図書館 」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実は、この週末
鎌倉をプライベートで訪れていたフランス人外交官の女性と
とある場所でご縁をいただきました。
彼女は、海外のフランス大使館に勤める若い女性ですが
環境問題や、こころの問題にも関心があり
英語やフランス語が飛び交う中で
「風のことば~その向こうへ~」をプレゼントさせていただきました。

日本語は、まだ読めないとのことでしたが
写真を大変褒めてくださって
嬉しそうにバッグにしまってくださいました。

翌日も彼女と会ったのですが
最後は、「a bientot(またね)」と笑顔で手を振りあって
別れたのでした。

彼女は、女性がかかえる様々な問題にも関心があり
自身がかかえる労働問題のことも含めてお話しを聞くことができました。
ほとんど英語の世界だったので
帰宅後は、気になった単語を必死で調べましたが・・・

「風のことば」が繋いでくれた
ご縁にこころから感謝です♡



こころで感じとる本に、国境はないのかもしれません。
そして、近くでその様子を見ていたステキなマダムもまた
すぐに「風のことば」を購入してくださったのです。

なんて嬉しいご縁でしょうか。。。。




この本を手に取ってくださった方のこころの中で
「風のことば」がひっそりと語りかける日を
わたしは、こころから願っています♡

2019.12.08


❦こころのコーディネーター
Office Tina
真山ヒロ(ティナ)

・life designer
・color 
coordinator&therapist
・aroma therapist
writer


☆感性を育てる鎌倉こころのものがたり

拙著「風のことば」~その向こうへ 
Amazon https://amzn.to/2KhOv6B
YouTube   https://www.youtube.com/watch?v=peTjf1WQdwY






↑このページのトップヘ