
昨日の海の西側には
うっすらと夕焼雲がかかっていました。
目の前に見える青のグラデーションの海と
少し後方に見える茜色の空を眺めながら
どちらを向くかで
その人の未来は変わっていくのだろうと思いました。
そのどちらが正解かは
ずっと後にならないとわからないことだけれど
私は、未来の子供たちの為に
どちらの方向を向いていても
そこに自然に存在する
「美しい空気」を残していきたいと感じています。
それは、ただ見えている目の前の景色ではなく
どこへ行っても「安心して呼吸ができる世界」を残すということ
私たち大人が
子供たちに残すことができる
唯一お金よりも大切なもの
コロナ禍は
それぞれが見えている景色の違いを
確かめるためにあるものかもしれません。
真山ヒロ(ティナ)