あまりにも正直すぎる生き方には
誤解も多く生じるのかもしれない。
でも伝え続けることで
伝わる人には伝わるのだと思う。
誠実に接し続けること
誠実に書き続けること
それが誰かのこころに響いて伝わる日がくる。
それが誰かの人生を変えることもある。
とてつもなく、時間がかかることであっても
誠実に丁寧に
自分の道を歩き続けるということを
わたしは、続けて行こうと思う。
Office Tina
真山ヒロ
◆過去のご感想は、こちらから⇒
著書「風のことば」~その向こうへ
真実を知る勇気とは、現実をしっかり見つめるということ。 それが自分を信じる力になっていきます。 身近にある愛すべき美しいモノたちと共に、鎌倉に吹く風を感じながら日々のことを綴っています。 L'amour est comme le vent, nous ne savons pas d'ou il vient.
2019/7/31 ON AIR KmakuraFM SeasadeStation828 真山ヒロ
7月31日ゲスト出演をした際の音源です。
https://www.youtube.com/watch?v=peTjf1WQdwYFM
どれだけ想いを伝えられたか・・・・
というと微妙なところではございます。
わたしの仕事は一口では語れず、お客様の個人情報もあって
深い真実を公の場でお伝えすることができません。
そして、何でも屋とはいえ、何でもするわけではなく
たった一つ言えることは、一貫してこころの奥深くを見つめるということ。
それは、とても、伝わりにくいことのひとつです。
だからこそ、書いた本。
伝わると伝えるは別物。
本には、想いを載せて書いたのだから
「風のことば」が独り歩きを始めた時
誰に何が伝わって行くのだろうか・・・・
ティナ
photo by tina
鎌倉の路地裏に咲く美しい百合を見ると、「卒業」という言葉を思い出します。
「卒業」
辞書には下記のように書かれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 学校の全課程を学び終えること。
2 ある段階や時期を通り過ぎること。「ボウリング通いはもう―した」等
・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 についていえば、終了書などが発行されるため、その過程を終えたことが明確になります。
しかし、2 については、どうでしょうか。
つまり、自分でその段階や時期を終えたと言っただけのことであって
終了書をいただけるレベルまで行ったわけではない。
ただの一過性のものを終えたという意味での卒業です。
例えば、私の仕事には、終わりがありません。
今もこれからも。
卒業があるとすれば、人生の最期かもしれません。
父は、大輪のカサブランカが大好きな人でした。
葬儀の際、祭壇は真っ白なカサブランカの花のみが飾られました。
今も白い百合を見ると人生の卒業を感じるのは
そういう理由なのかもしれません。
白い百合・・・そこに余計な色はひとつもありません。
まるで「その道をまっすぐに進みなさい。」
そう父に言われているようで、背筋が伸びるのです。
ティナ
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季節の風を感じながら鎌倉に暮らす
四人の女性たちの物語