仕事がら発達障害について調べることが多いのですが
ある日、スタッフNが

「先生、こんなご夫婦もいるんです。」とLINEを送ってくれました。
それが、この動画のナカモトフウフです。

ご主人が、超ハイスペックマルチタスク型高速運転タイプのADHD!
それに対して、奥様のちゃんまりさんの考え方が素敵すぎる!

「普通の人は引き出しが100個あるとします。
でもADHDの人は10しかない。
でも、その引き出しの1個1個のサイズが10倍なんです。」
そう語るちゃんまりさんは
ご主人のADHDの特性を劣っているのではなく
得意分野に関しては特性と理解していらっしゃる。

「ADHDのダイスケさんと結婚してよかった。」
と笑顔でいうちゃんまりさん。

この動画をみていると、
夫婦って、尊敬しあえる人であること。
どんなに親しくても感謝を言い合える人であること。
そして、最後は
つくづく相性なんだなと思い知らされます。

ただ何より大切なのは
相手に理解してもらうためにも
まず、自分がADHDであることを
受け入れるということ。
障害や特性があるということを気持ちいいほど受け入れているダイスケさん!


診断されることを怖がるのではなく、受け入れたからこそ
一番の理解者であるパートナーや友人知人との関係性を穏やかに築くことが出来るのだと思います。

長所も欠点も含めて自分です。
何をするかではなく
まずは、
自分の特性を知っていくことが始まりのように思います。


ちゃんまりさんとの関係に危機感を持ったダイスケさんは、
さらに専門医で徹底的に調べたそうです。
「個性言われるよりは、障害と言われた方がしっくりくる。」
というそんな二人の様子は、こちらから。

☆結婚5年目。ADHD旦那との生活って意外と面白いんだよ。【大人の発達障害診断】
https://www.youtube.com/watch?v=mG_5jFbaFE4


拙著「風のことば」~その向こうへ~の第二章では
発達障害の女性と理解者である伯母との暮らしを綴っています。
障害があっても、身近にひとりでも理解者がいることで、
少しでも自分らしく暮らせるようにとの願いを込めて書きました。

ぜひ、お手にとって読んでいただけましたら嬉しく思います。



真山ヒロ(ティナ)

❦こころのコーディネーター
・life designer
・Life consultant
・color coordinator&therapist
・aroma therapist


風のことば―その向こうへ―
風のことば―その向こうへ―
真山ヒロ
ギャラクシーブックス
2019-06-17