上陸まで大騒ぎだった台風19号も
あっという間に通り過ぎてしまった昨日
鎌倉は、青空が広がりました。
そして、今朝は肌寒いほどです。

海沿いはかなりのゴミの山となり
木や枝があちこちに・・・
中にはトタン屋根やブロック塀もありました。

わが家は、12日午後7時前から停電になり
翌13日午前10時前に復旧しました。

結局、15時間ほどの停電でしたが
それでも、かなりの不便さを味わうことになりました。
しかし、
被害にあわれた方たちのお気持ちを考えると本当に言葉がありません。
こころからお見舞い申し上げます。


地球温暖化が進むと、どんどん台風が勢力を増すと言われています。
ひとりひとりが地球を守るために考える
政治に任せておけない地球になってきたように思います。


ここまで書いて、先日の気候変動の危機を訴えた少女、グレタさんを思い出しました。
国連気候サミットでの様子はこちらから
https://www.bbc.com/japanese/49806155

彼女は多くの批判にも負けず、今も声を大にして叫び続けているそうです。

「ほとんど語られていない事実がある。我々は6回目の大量絶滅の危機の最中にある。最大で200種の生物が毎日絶滅している。今日の絶滅率はこれまでノーマルとみられていたレベルの1000~1万倍に達している」

「今日の温室効果ガスの排出量からすると、富裕国は6~12年のうちに排出量をゼロにする必要がある」「あなたは自分の子供たちを何よりも愛していると言うかもしれない。にもかかわらず、あなたは子供たちの目の前で子供たちの未来を盗み続けている」

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20191011-00146404/



台風が過ぎて季節が変わるように
わたしたちも一人一人が環境問題について考える変化の時に
気づかなくてはいけないのではないでしょうか。
度重なる災害が国民の生活を脅かすたびにそう思わずにはいられません。

上記の記事で、この記事を書いた在英ジャーナリストの木村正人氏は最後にこう語っています。

経済成長を維持するためプーチン大統領やトランプ大統領のように石油や石炭などの化石燃料に頼るというのは最も安易な考えでしょう。過渡的エネルギーとして原子力に依存するのは次善の策。

吉野氏のように技術革新によって温暖化対策に新しいソリューションを見つけ出すことがグレタさんのような子供世代に大人が示さなければならない本当の仕事ではないのでしょうか。


伝わらないからやらないと、諦めていたら何もできません。
伝わることが、どんなに難しくても、伝え続けることをしているグレタさんの勇気を
わたしは素晴らしいと思います。

今、自然界はわたしたちに何を教えようとしているのでしょうか。



Office Tina
真山ヒロ(ティナ)