一個の道具のように

自分を分析しなさい。

自分自身に対して

100パーセント率直でなければなりません。

欠点を隠そうとせずに、

正面から向かい合うのです。

 ~オードリー・ヘップバーン~


休日は、時々ヘップバーンの本を開いて読み直すことがあります。
今日のことばもそのひとつです。

わたし自身、欠点を隠すということは、随分と昔に卒業したように思います。

なぜなら、それをやっていても必ず相手にわかってしまうということに
早い段階で気づいたからです。
そして、隠そうとすればするほど墓穴を掘っていくことを知りました
それは、末っ子だったこともあって
兄弟やその友達を観察して、学んでいったのかもしれません。

今日、お会いした方達は、末っ子がほとんどで
そんな会話が弾みました。

そして、何よりいちばんわたしのことを知っていたのは
やはり母だったように思います。

自由すぎるわたしを、時に厳しく叱りながらも
向き合い方をさりげなく教えてくれたおかげで
わたしは、わたし自身の欠点を欠点と思わず育ったのかもしれません。

もちろん、社会に出て、打たれて叩かれて
鍛えられたということにも感謝はしていますが

どんな厳しい仕事でも投げ出すことなくやってこれたのは
母のおかげだと思うのです。


仕事で失敗をするたびに
自分の欠点と真摯に向き合うことをせざるを得なかった時

落ち込む暇もなく
自分のことを、ひとつの道具のように
突き放して見つめることができたのは
母の厳しい教育のおかげでした。


だから今も、そしてこれからも
自分の母親は決して越えられない女性のひとりです。



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真山ヒロ(ティナ)


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